【補助金はいつまで続く？】外壁塗装業が“補助金頼りの営業”から脱却するSEO戦略
小田部 貴
「補助金がないと広告が打てない」——その営業体質を今こそ変える
結論：外壁塗装 SEO 集客の要は、補助金に依存しない“資産型コンテンツ”の構築です。
外壁塗装会社の多くが、持続化補助金でチラシやWEB広告を実施してきました。しかし、補助金はあくまで時限的な支援。
補助金が終わる＝集客も止まる状態では、利益も人材も守れません。
本記事は、「補助金頼り」から脱却し、広告費ゼロでも安定的に問い合わせが来る“資産型SEO”へ転換するための、経営視点の実行戦略です。
なぜ「補助金×チラシ頼み」は会社の利益を削るのか
🧾 現状整理：補助金を原資にチラシや広告を実施 → 反応は一瞬 → 翌期は自腹で継続できない。
1️⃣ 一過性のコスト化（資産が残らない）
チラシ・一時広告は、配布が終われば消える“使い捨てコスト”。記事や検索資産は一切積み上がりません。
2️⃣ 値引き前提の見込み客が集まりやすい
「◯万円OFF」等のチラシ訴求は価格競争を常態化。粗利が薄くなり、職人の賃金にも還元しづらい。
3️⃣ 経営の主導権を外部に渡す
補助金スケジュールや紹介元の都合に左右され、自社の営業力・ブランドが育たない。
❗結論： 補助金は「続くか分からない時限的支援」。支援が切れても回る自立集客の仕組みが必要です。
“資産型SEO”へ。広告費ゼロでも継続的に問い合わせを生む仕組み
💡 投資の本質： チラシは配布と同時に消える「一過性の10万円」。
SEO記事は公開後も読まれ続ける「資産化された10万円」。
同じ費用を使うなら、信頼が積み上がる資産に振り向ける。
当社の提案は、外壁塗装 SEO 集客を「地域×施工内容×一次情報」で設計し、補助金終了後も問い合わせが続く“自立集客”に切り替えることです。
① 「地域×施工内容」で検索資産を量産
例：「越谷市 外壁塗装 ひび割れ」「春日部 屋根塗装 カバー工法」のように、地域＋悩み＋施工で記事化。
② E-E-A-Tを記事で可視化
施工ビフォーアフター／見積りの考え方／塗料選定の根拠／口コミを一次情報として掲載。価格ではなく信頼で選ばれる状態を作る。
③ 記事を“24時間営業マン”化
公開後も流入が続くのがSEO記事。1本5,500円〜の記事制作を月5本積み上げ、半年で30本の検索資産へ。
外壁塗装 SEO 集客の骨子：地域×施工内容×一次情報（E-E-A-T）
- 地域特化：「市区町村＋施工＋悩み」で意図に合致
- 一次情報：現場写真・ビフォーアフター・見積り思想を自社の言葉で
- 内部リンク：施工事例⇔FAQ⇔問い合わせ導線を三位一体で設計
- 計測：GA4・GSCで流入とCVを継続計測し改善
想定シナリオ（6ヶ月）：補助金ゼロでも問い合わせが増える
- 月5本×6ヶ月＝30本。地域×施工で検索導線30本を構築。
- 3ヶ月目から指名＋比較系キーワードで流入増。
- 6ヶ月時点で月10件超の見積依頼が安定（※エリア・競合度で前後）。
今すぐ始めるための経営チェックリスト（7項目）
- 「地域×施工×悩み」キーワードを10個以上洗い出した
- 現場写真・ビフォーアフターを出せる体制がある
- 見積りの考え方（値引きせずに納得を得る説明）を文書化
- 口コミ・お客様の声を3件以上掲載できる
- GA4・GSCで計測／目標設定を済ませた
- 1記事の原価上限を5,500〜10,000円に設定
- 関連記事への内部リンク設計（シリーズ化）
よくある質問
Q. 効果はどのくらいで出ますか？
A. 3〜6ヶ月で検索流入が増え、半年〜1年で主力導線化するケースが多いです。
Q. 補助金と併用できますか？
A. 可能です。併用時も「短期広告」より記事資産の比率を高める設計を推奨します。
▶ 清掃業のSEO戦略（前回記事）
▶ 業種別SEO対策 記事一覧
“補助金頼り”からの卒業を、今期の経営テーマに
広告費に左右されない自立集客を作り、利益を職人と会社に残す。
モタラスが記事制作5,500円〜とSERPコンサルで伴走します。
📘 著者プロフィール
株式会社モタラス 代表取締役
中小企業の社長の“四次元ポケット”になりたい。
AI × 経験・ノウハウで、あなたの“もしも”を叶えるお手伝いをします。
