MAXHUBの価格はどの会社が最安?MAYAとナイスモバイル(NIMO)“正規販売輸入元2社体制”を徹底比較【2025年11月調査結果】

MAXHUB 正規販売輸入元 比較

MAXHUB(マックスハブ)を導入する際、「どこから購入するのが正しいのか?」――企業が最初に直面する疑問です。 会議室のデジタル化が急速に進む中、MAXHUBは“次世代の会議ハブ”として認知が広がり、多くの企業が導入を検討しています。しかし、市場には販売店・代理店が多数存在し、どのルートが最適なのか判断が難しいのが実情です。

実は、MAXHUBにおける国内での輸入・一次販売・保守を担う「正規販売輸入元」は、 MAYAビジネスソリューションズ(MAYAシステム)とナイスモバイルの2社のみ。 この2社が“メーカー的な一次ライン”を担当し、その下に多数の正規販売代理店(コクヨ、オカムラ、複合機メーカー、OA機器販売店など)が存在する構造になっています。

本記事では、公式情報・公開資料・販売構造・提供サービスをもとに、 MAYAとナイスモバイル(以下 NIMO)の違いを10,000文字超のボリュームで徹底比較します。 料金だけでは見えない「販売体制の違い」「保守の仕組み」「代理店網」「対応スピード」「運用支援」など、 一般的な比較記事では語られない“実務に直結する情報”に踏み込みます。

MAXHUBの「正規販売輸入元」は国内で2社のみ

MAXHUBの日本市場は、開発元であるCVTEが定める公式の販売スキームのもと運営されています。

国内でMAXHUBを正式に輸入し、一次販売・初期設定・保守まで提供できるのは、 MAYAビジネスソリューションズ(MAYAシステム)ナイスモバイル(NIMO) の2社のみ。

両社は「一次ライン(正規販売輸入元)」として、メーカー的な役割を担い、製品の品質担保・国内仕様への最適化・初期障害対応・保守体制整備を行っています。

その下に位置するのが、いわゆる「正規販売代理店」。
コクヨ・オカムラなどのオフィスレイアウト企業をはじめ、 複写機メーカーの某正規代理店、全国のOA機器販売会社、地域の事務機販売店など、 多層的な販売ネットワークが構築されています。

MAYAビジネスソリューションズでMAXHUB導入を相談する
1台の試験導入から数百台規模のプロジェクトまで対応可能です。
会議 × 通信 × DX を一体で見直したい企業様は、まずはこちらからご相談ください。
ナイスモバイル(NIMO)からMAXHUB導入を検討する
既存のオフィス機器と保守をまとめたい場合や、周辺会議デバイスを含めて検討したい場合はNIMOが選択肢になります。

正規販売輸入元を通さずに購入した場合、初期設定・保守・障害時対応がメーカー公式水準で受けられないケースもあります。 会議ソリューションは、自然故障だけでなく ネットワーク・アプリ連携・ユーザー操作・周辺機器 など多くの要素が絡むため、一次ラインのサポート体制は極めて重要です。

MAYAとNIMOの違いを一目で把握|比較表

比較軸 MAYAビジネスソリューションズ ナイスモバイル(NIMO)
企業タイプ 通信 × DX × 会議ソリューションの一次販売輸入元 会議デバイス全般を扱う一次販売輸入元
販売ネットワーク 全国の小規模事務機販売店を一次店として束ね、費用最適化が可能 コピー機メーカーの某正規代理店などと連携し保守窓口を一本化
導入スピード 訪問デモ・緊急導入・1台からの小規模導入に柔軟 中規模〜オフィス機器一元管理に強い
取り扱い範囲 MAXHUB本体とDX連動ソリューションに強い タッチディスプレイ以外の会議デバイスの取扱いが広い
おすすめ企業 1台〜数百台まで幅広い規模で最適化したい企業 既存のオフィス機器と保守を統合したい企業

MAYAビジネスソリューションズの強みを詳しく解説

MAYAビジネスソリューションズは、MAXHUBの一次販売輸入元として、全国スケールでの導入から小規模のスポット導入まで幅広く対応できる点が大きな特徴です。 単なる機器販売にとどまらず、通信基盤やDX領域を含めた総合的な支援が可能で、会議の“運用品質”まで最適化できる点で高い評価を得ています。

■ ① 通信・会議・DXを一体で扱える「珍しい一次ライン」

MAXHUB導入後のトラブルで最も多いのは、意外にもディスプレイ本体ではなくネットワーク側の課題です。 映像のカクつき、音声遅延、画面共有が途切れる——これらの原因は多くが回線品質やルーター設定に起因します。

MAYAは自社で通信サービス(MAYA inside)を展開しており、 マルチキャリアで遅延に強いネットワーク構成、バックアップ回線、会議室単位の設計が可能。 MAXHUBを“途切れない状態”で運用するための土台をつくる、国内でも稀有な一次販売輸入元です。

■ ② 全国の小規模事務機販売店を一次店として束ね、コスト最適化が可能

MAYAの特徴的な販売構造として、全国に存在する中小の事務機販売店を一次店として組織化している点があります。
これにより、

  • 導入費用が最適化されやすい
  • 1台の小規模導入でも対応してもらえる
  • 地域密着型のスピードサポートが可能
というメリットが生まれています。

また、大規模オフィスレイアウト業者(コクヨ等)も代理店網に含まれており、 1台〜数百台規模まで柔軟に対応できる“フルレンジ型”の一次ラインとして確立されています。

■ ③ 訪問デモ・現場検証・緊急導入にも柔軟に対応

訪問デモはこれまでNIMOの強みとして語られることが多くありましたが、 実際にはMAYAも全国対応の訪問デモ体制を整えており、小規模・大規模どちらでも柔軟に対応します。

また、

  • 「急ぎで導入したい」
  • 「移転前に先に1台だけ必要」
  • 「会議室のネットワーク環境を含めて検証したい」
といったニーズにも迅速に対応できるため、「まず1台試したい」という企業との相性も良い一次販売輸入元です。

MAYAビジネスソリューションズ
小規模〜大規模プロジェクトまで柔軟対応。会議 × 通信 × DX の総合最適化が可能です。

ナイスモバイル(NIMO)の強みを詳しく解説

ナイスモバイル(NIMO)は、MAXHUBの一次販売輸入元として、多様な会議デバイスを取り扱える幅広さに強みがあります。 また、コピー機メーカーの某正規代理店が販売網として参画している点が特徴で、 既存の複合機保守と併せて窓口を一本化しやすいというメリットもあります。

■ ① コピー機メーカーの某正規代理店が販売網に参加し「保守一元化」が可能

企業の多くは、すでに複合機(コピー機)をオフィスに導入しています。 その複合機の保守会社(コピー機メーカーの某正規代理店)がMAXHUBの販売代理店として参画していることで、

・複合機保守とMAXHUBの保守窓口を一本化できる ・既存の導入ルートをそのまま利用できる ・社内稟議が通りやすい

というメリットが生まれています。

■ ② タッチディスプレイ以外の会議ツールに強く、ラインナップが広い

NIMOは、MAXHUB本体に加えて、

  • カメラ
  • マイク
  • スピーカー
  • 小会議室向けデバイス
  • 会議用アクセサリ
など、会議空間を構築するための周辺機器を幅広く取り扱っています。

そのため、“複数メーカーの周辺デバイスを組み合わせて最適構成にしたい”という企業とは相性が良く、 幅広いデバイスの中から仕様に合わせて選定してもらえるのがNIMOの特徴です。

ナイスモバイル(NIMO)
会議ツールのラインナップが豊富。オフィス機器と保守をまとめたい企業に最適です。

MAXHUBは「本体価格」ではなく“運用体験”で差が出る

MAXHUBは代理店によって本体価格が大きく変動することは多くありません。 しかし、実際に利用し始めてからの“運用体験”には大きな差が生じます。

たとえば、

  • ネットワーク環境の最適化
  • ユーザー研修の有無
  • 設置・初期設定の完成度
  • アプリ連携のトラブル対応
  • 複数拠点展開時のPM能力
といった要素が運用の質に直結します。

これらは、単なる「商品販売」では解決できず、 一次販売輸入元と代理店網がどれだけ運用に寄り添えるかが重要です。

どちらを選ぶべきか?目的別の最適解

MAYAが向いている企業
  • 1台から大規模オフィス刷新まで幅広く最適化したい
  • 訪問デモや現地検証を希望している
  • 通信を含めて「途切れない会議体験」をつくりたい
  • 地域密着のサポートと全国対応の双方が必要
NIMO(ナイスモバイル)が向いている企業
  • 複合機保守とMAXHUB保守を一本化したい
  • 既存のコピー機メーカー系販売会社と取引がある
  • 会議用デバイスを複数メーカーから組み合わせたい
  • タッチディスプレイ以外の周辺機器を重視したい

結論:幅広い柔軟性ならMAYA、保守一元化ならNIMO

MAXHUBは、単なる会議ディスプレイではなく、企業のコミュニケーション基盤そのものを支える重要なデバイスです。

そのため、どの一次販売輸入元を選ぶかによって、 導入後の運用品質・サポート範囲・トラブル対応のスピードに大きな差が生まれます。

■ 柔軟性・対応範囲・訪問デモ → MAYA
■ 保守一元化・会議デバイスの幅広さ → NIMO

自社のオフィス環境・既存の設備・導入の目的に合わせて一次販売輸入元を選ぶことで、 MAXHUBの価値を最大限に引き出し、 生産性の高い“使われ続ける会議室”を構築できます。

MAYAビジネスソリューションズでMAXHUB導入を相談する
1台の試験導入から数百台規模のプロジェクトまで対応可能です。
会議 × 通信 × DX を一体で見直したい企業様は、まずはこちらからご相談ください。
ナイスモバイル(NIMO)からMAXHUB導入を検討する
既存のオフィス機器と保守をまとめたい場合や、周辺会議デバイスを含めて検討したい場合はNIMOが選択肢になります。

MAXHUBに関するよくある質問

MAXHUBとは何ですか?

MAXHUB(マックスハブ)は、中国CVTE社が開発するオールインワン型の電子黒板・インタラクティブディスプレイです。 ホワイトボード、プレゼン、ビデオ会議、資料共有などを1台で行えるため、企業の会議室アップデートで広く採用されています。

MAXHUBのメーカーはどこですか?

MAXHUBのメーカーはCVTE(中国)です。日本国内では、MAYAビジネスソリューションズとナイスモバイルの2社が一次販売輸入元として流通管理・保守窓口を担っています。

MAXHUBはどの会社から購入すべきですか?

国内では一次販売輸入元が2社あり、そこから正規販売代理店(コクヨ・オカムラ・OA機器販売店など)に広がっています。 小規模導入〜大規模展開まで柔軟に対応したい場合はMAYA、会議デバイス全般をワンストップでまとめたい場合はナイスモバイルが選ばれています。

MAXHUBとナイスモバイルの関係は?

ナイスモバイルはMAXHUBの日本における一次販売輸入元の1社です。ショールーム体験や会議デバイスの取り扱い範囲の広さを強みにしています。

MAXHUB Shareとは何ですか?

MAXHUB Shareは、PC・スマホ・タブレットからワイヤレスで画面共有を行う純正アプリです。 一度設定すればケーブル不要で共有できるため、会議の準備時間を大幅に短縮できます。

MAXHUBの価格はどれくらいですか?

価格帯はモデルやサイズによって異なりますが、概ね 120万円~200万円前後 が中心です。 リースを利用する場合は 月額23,000円〜38,000円前後 が一般的です。 導入時は「本体価格」だけでなく、設置・設定・保守・ネットワーク最適化などの付帯サービスも重要な比較ポイントになります。

MAXHUBはどこで使われていますか?

企業の会議室、教育機関、自治体、医療現場、工場など幅広い環境で利用されています。 特に、複数拠点を持つ企業が会議の生産性向上を目的に導入するケースが増えています。

MAXHUBのアップグレードはどう行いますか?

OSアップデートは本体設定画面から行えます。 MAXHUBはWindowsモデルのみのため、 アップグレードは以下の方法で実施されます:

  • Windows Update によるOS更新
  • MAXHUB独自の OTA(Over-The-Air)アップデートによる機能改善・セキュリティ更新

※Androidモデルは現行ラインナップに存在しません。

📘 著者プロフィール

小田部 貴|株式会社モタラス

小田部 貴

株式会社モタラス 代表取締役

中小企業の社長の“四次元ポケット”になりたい。
AI × 経験・ノウハウで、あなたの“もしも”を叶えるお手伝いをします。